新型コロナウィルスの影響で、家賃が払えない!
って方も多いと思います。
2020年4月20日より家賃補助の住居確保給付金の適用範囲が
拡大され、「給与等を得る機会が当該個人の責任に
帰すべき理由・当該個人の都合によらないで減少し、
離職や廃業と同程度の状況にある者」が加えられました。
これなら新型コロナウィルスの影響で、家賃が払えない方も
給付が受けられそうです。
この「住居確保給付金の申込み」に付き添ってみたので
レポートします。
リーフレット「生活を支えるための支援のご案内」
※4/24追記 求職要件を撤廃するそうです。4月30日から実施予定。
電話での申し込み
まずは、お住まいの市町村の自立相談支援機関に電話し
面談の予約を取ります。
(予約が取れるのは1~2週間先になるみたいです。)
面談日に自立相談支援機関の窓口へ
今後提出する書類、情報等を他の機関で
共有する事を了承するサインを書かされます。
電話で持って来てと指定された物があれば
見てもらい、住居確保給付金は人生で1度しか
使えない事、他の支給等受けていないか、
住居確保給付金受給中の義務の説明や
住居確保給付金の条件に適応するか色々聞かれます。
(ハローワークで求職活動を行う必要がある等)
住居確保給付金の要件に適応しそうであれば
次回の面談までに用意する書類の説明も受けます。
次回の面接までに揃える物
①申請書:生活困窮者住居確保給付金支給申請書・住居確保給付金申請時確認書(各1枚)
②本人確認書類;運転免許証・住基カード・パスポート・福祉手帳・保険証・住民票・住民登録証明書・戸籍謄本の写し・在留カード(この中より1点)
③収入関係書類:保有する全ての口座の通帳(事業者の場合は事業用の通帳も全て)・収入振込確認(家族分も)・給料3ヶ月分の明細書※明細書の無い場合は市長様宛に文章作成。
④住宅通知書:入居住宅に関する状況通知書(貸主または不動産会社に書いてもらう)。
⑤賃貸借契約書
⑥電気・ガス・水道、全ての領収書もしくは請求書(コピー不可)
⑦(4/30より不要になりました。)職安関係:ハローワーク仮申し込みの申し込み完了画面のコピー
⑧印鑑
※通帳を含め全てコピーを取らせて頂くとの事。
※面談時間は約1時間
※次回の面談の予約を取って帰った方が良い(1~2週間先になる)
2回目の面談
書類を提出し、全ての内容のチェック
また色々聞かれ、全ての通帳のコピーを取られます。
(これ共有してもええの?個人情報と違う?と思うけど、1回目の面接でサインしているので何も言わなかったらしい。申込本人談)
書き直し等あれば訂正印を押して訂正。
通帳の残高を足して50万以下ならOKです。
通帳のコピーを取るのはお金の流れを見る為だそうです。
(かかった時間は1時間ちょっと)
※コピーした書類は支給が終了しても保存されるそうです。
※生命保険の解約返戻金も資産と見なされる場合が有ります。
書類を提出して帰宅。
そして審査に入ります。(支給の可、不可と給付される金額が決まります。)
審査結果の連絡
審査結果の連絡があり家賃振込み口座に
決定した金額が振り込まれます。
今回の話では、翌々月分かららしいです。
付き添った感想
手続きが難し過ぎる。
おじいちゃんおばあちゃんなら
支援者がいないと無理です。
面談は、やってやる感ありありの対応でしたね。
まぁ、元々生活保護申請をする部署ですもんね。
SNS等で「家賃の支援がある」みたいなことを書いている
方がいらっしゃいますが、制度が始まった事を
伝えているだけで、体験した訳ではありません。
体験していたらどうなんだろう・・・・
今回付き添ってみて、
私は、こんなに苦労して申し込んでも
家主に金が無いってばれる訳だし
追い出される可能性が大幅アップするんじゃね?
と思いました。
出来るなら利用したくないと思いました。
欠陥支援策ですね。